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社長メッセージ

株主の皆様には、日頃より当社事業へのご理解とともに格別のご支援賜り、心より御礼申し上げます。

20225月期は、国内住宅業界における2021年度の新設住宅着工戸数が85万戸( 前年度比5% ) となり、5年ぶりに増加に転じました。一方で、ウッドショックによる木材価格の高騰、ロックダウンによる半導体不足、深刻化するウクライナ情勢により、原油を始めとする様々な物価の上昇等、予断を許さない事業環境が続きました。

そうした中で当社の営業状況は、三つの早期( 受注・着工・売上) 対応の推進により、住宅事業を中心に業績を順調に伸ばし、受注棟数、着工棟数、売上棟数が各々10,000棟を超え、当社創業以来初のトリプル10,000棟超えを達成しました。

これもひとえにご支援いただきました株主の皆様のおかげです。ありがとうございます。

住宅事業は、注文住宅事業において、戦略商品「地域限定商品」等の受注が好調に推移したことに加え、月間着工棟数の平準化や継続して進めてきた価格改定が増収に寄与し、外的要因による原価上昇の影響を受けた利益率も改善してまいりました。またリフォーム事業は、入居後10年を経過したお客様を中心に積極的な営業を推進し、生活様式の変化に対応した提案に努めたことで、増収・増益を果たしました。不動産事業は、戸建分譲事業を中心に販売を伸ばし、引渡棟数は前期比14.7% 増え951棟となり、マンション及びオフィス区分所有権販売も不動産事業の売上に貢献しました。結果として連結業績は、売上高2,407億円(前期比10.4%増)、営業利益118億円(同8.1%増)、経常利益123億円(同11.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益82億円(同15.6%増)となり、当社グループの中核事業である注文住宅事業、リフォーム事業、戸建分譲事業、不動産事業( 戸建分譲除く) で業績が順調に伸び、3期連続売上高2,000億円超えを達成しました。株主の皆様、誠にありがとうございます。

当社では、中期経営計画「タマステップ2026(20225月期~ 20265月期) を始動させ、1年が経過しました。「タマステップ2026」の初年度当初計画( 連結) は、売上高2,250億円、営業利益113億円、経常利益113億円、親会社株主に帰属する当期純利益73億円としておりましたが、結果は計画数値を上回る好業績となりました。株主の皆様、誠にありがとうございます。

当社グループは、「タマステップ2026」のもと、引き続き中核事業である住宅部門を中心に、持続的な成長と、強固な経営基盤の形成に向けた取り組みを進めてまいります。注文住宅事業、リフォーム事業、戸建分譲事業、不動産事業(戸建分譲除く)の4つの事業を成長エンジンとし、住宅事業においては、付加価値の高い商品展開に注力するとともに一層のシェア拡大に努め、非住宅事業においては、事業機会を適切に捉えながら収益性を高めていくことで、業績の拡大を図ってまいります。「タマステップ2026」計画2年目となる20235月期連結業績は、売上高2,460億円(当期比2.2増)、営業利益130億円(同9.3%増)、経常利益130億円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益84億円(同1.4%増)を予想しています。おかげさまで増収・増益基調を維持できる見通しとなり、株主の皆様への感謝を胸に、これを達成していく所存です。

なお今回の期末配当は、好調な業績を踏まえて当初の予定から増額し、1株当たり125円(前期比25円増配)とさせていただきました。20235月期の期末配当は、1株当たり130円(当期比5円増配)を予定しています。引き続き配当水準の向上を目指し、株主の皆様のご期待に応えてまいります。

当社は、これからもお客様満足度の一層の向上を目指し、「すべては“ Happy Life”のために“ Happy Home”を提供する」というミッションステートメントのもと、お客様のため、株主様のため、常に感謝の気持ちとともに社員一丸となって邁進してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りたく、お願い申し上げます。